看護学教育における倫理指針(改訂版)

 

  • 看護学教育における倫理指針(改訂版) [08-12-25]

     看護学教育研究倫理検討委員会では、平成16年度から継続して検討してきた「看護学教育における倫理指針」を平成18年度にまとめ、昨年12月に本ホームペイジに掲載しました。また、本年12月に若干の修正を加えたものを冊子にして会員校に郵送いたしました。この度、郵送した冊子と同様の倫理指針を改訂版としてホームページにPDF形式で掲載しましたので、こちらも活用ください。

    看護学教育における倫理指針(改訂版) PDF形式:188KB

     本指針に対してのご意見ご質問等ありましたら下記にお寄せ下さい。

    平成20年度看護学教育研究倫理検討委員会 委員長 小泉 美佐子
    〒371-8511 群馬県前橋市昭和町3-39-22
    群馬大学医学部保健学科
    電話・FAX:027-220-8979  E-mail:mkoizumi@health.gunma-u.ac.jp

     
  • 説明文[07-12-14]

     日本看護系大学協議会・教育研究倫理検討委員会は、近年の生命倫理に対する認識が急速に高まって来た社会背景を踏まえ、看護学教育および研究に関する倫理に関して、わが国全体の議論の進展、国際的動向を見極め、これと連動して看護学教育研究倫理の確立を計ることを目指して検討を始めた。

     検討を進める途上で、「看護者の倫理綱領」、「看護研究における倫理指針」が公表され、医療現場や研究における看護倫理に関する内容の整備がなされてきた。その一方で、「看護倫理を教育する現場にあって、看護学学習者の権利の擁護がなされているか」「倫理教育を行うには、学習者にとって学習の場が、倫理的配慮がなされている環境であることが基盤となる」等の看護教育における倫理に関する内容の検討が、現在の看護教育における重要且つ緊急課題である事を平成16年度委員会で確認し、看護学教育における倫理指針の作成に焦点を当てて検討を進めてきた。

     継続して検討した成果を「看護学教育における倫理指針」として、平成18年度の委員会でまとめ、看護学習者の権利に視点を向けて、看護教育者が教育の場の倫理を認識し配慮すべき指針を作成した。本指針は、学習者の権利擁護という教育者としての責務についての指針であり、看護教育に携わる施設・組織および個人の倫理的基盤を設ける上での参考となる考え方を示すものである。会員各校の活用を期待すると共に、忌憚のないご意見を賜り、更なる指針の充実を図っていきたいと考えている。

    看護学教育における倫理指針(PDF形式:170KB)

    本指針作成に関わった平成16〜18年度の看護学教育研究倫理検討委員会委員

    • 稲垣美智子(金沢大学大学院医学系研究科) 
    • 高橋照子(西武文理大学)  
    • 桜庭繁(京都大学医学部保健学科) 
    • 横尾京子(広島大学大学院保健学研究科)
    • 国生拓子(広島大学大学院保健学研究科)
    • 大島弓子(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部看護学科)
    • 長谷川雅美(金沢大学大学院医学系研究科)
    • 前田ひとみ(熊本大学医学部保健学科)
    • 松田たみ子(群馬大学医学部保健学科)
    • 多崎恵子(協力者:金沢大学大学院医学系研究科)

    本指針に対してのご意見ご質問等ありましたら下記にお寄せ下さい。
         平成19年度看護学教育研究倫理検討委員会 委員長 小泉 美佐子
         〒371-8511 群馬県前橋市昭和町3-39-22
         群馬大学医学部保健学科
         電話・FAX:027-220-8979/E-mail:mkoizumi@health.gunma-u.ac.jp