DXTOOL

2024年3月30日
DXコンテンツ, DX教材:開発, DX教材:活用方法

CG(コンピュータグラフィックス)の活用について 基礎編

 

小池武嗣 聖隷クリストファー大学 看護学部 助教

▶CG(コンピュータグラフィックス)について

 CG(コンピュータグラフィックス)と聞くと、アメリカの映画やテレビ番組の特撮、あるいは最新のゲームなどで使用される高度な技術、というイメージがあるでしょうか。その高度な技術や機材が必要であったCGも、高性能なパソコンがあれば、じつは個人でも製作できるんです。今回は、CGを活用したデジタル教材について、実際に制作したCGをご紹介しながら、解説をしていきます。(写真1、2)。

写真1「病室にて退院指導の場面」

 

 

写真2 「訪問看護の場面」

 

▶今後のCGによる看護の表現の可能性

 様々な看護のシチュエーションをCGで表現することで、よリアルな映像による体験が可能となります。工夫を行えば、実写の動画と異なり、インターラクティヴ性を備えたより臨場感のあるコンテンツを製作することもできます。たとえば、CGで製作した模擬患者とのコミュニケーションができるような教材であったり、看護技術が必要な場面をCGで設定して、看護技術の手順を学ぶこともできるようになるでしょう。そしてVR(バーチャルリアリティ)の機器を通じて、より没入感のある仮想現実の体験をCGで提供することもできます。

 今後、こちらのコーナーなどで、具体的なCGの作成方法などのコンテンツを追加していく予定です。ご質問などがございましたら、遠慮なく、小池までお声掛けください(takeshi-k@seirei.ac.jp)。CGを活用したデジタル教材などを一緒に製作していきましょう!


 

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