2024/07/17
一般社団法人 日本看護系大学協議会会員校
代表者(=社員) 各位
■依頼文書
FDSD2024
平素より日本看護系大学協議会の活動にご理解とご高配を賜りまして誠にありがとうございます。
この度、JANPU看護実践能力評価基準検討委員会では、FD・SD研修会として『コンピテンシー基盤型カリキュラムの考え方、作り方、科目や単元への活用』を企画いたしました。
つきましては、会員校の先生方にご参加をお願いしたいと考えております。ご高配の程よろしくお願い申し上げます。
1.テーマ:コンピテンシー基盤型カリキュラムの考え方、作り方、科目や単元への活用
2.目的
大学教育、看護学教育の質保証を目指すコンピテンシー基盤型教育ならびにコンピテンシー基盤型カリキュラムの考え方、作り方、科目や単元への活用について共有する。
これまでの看護学教育は、コンテンツを基盤とした「学修者がどういう授業や実習を受けたか」をみるプロセス重視のカリキュラム構成であったが、現代社会では、コンピテンシー基盤型教育となる「学修者がどのような看護職に育っているか」のアウトカム重視の教育が求められている。また、現在の看護学教育では、大学設置基準、認証評価、情報公表などの質保証システムを実質化するための教学マネジメント指針ならびに看護学に基づく内部質保証が求められている。
これらの背景をうけ、本FD・SD研修会では、カリキュラムの開発、実施、評価を中心とした考え方であるコンピテンシー基盤型カリキュラム、看護職としてのコンピテンシーとアウトカム明示したコンピテンシー基盤型教育、アウトカム設定により可能となる知識・スキル・態度・価値観、思考・判断・表現力を統合したパフォーマンスによる学修成果の明示、科目・単元へのコンピテンシー・学修目標・学修評価・評価時期・評価基準(到達度)・ブループリント・教育内容の活用などについて説明する。
3.日時・対象者
【第1回目】日時:2024年7月29日(月)13:00-14:30
対象者:JANPU会員校社員(*社員の代理参加可能)
【第2回目】日時:2024年8月1日(木)13:00-14:30
対象者:JANPU会員校の教職員全員
4.開催方法:Zoom ウェビナーによるオンライン開催
※参加用 URL につきましては、お申込みいただいた方にメールでお送りいたします。
5.申込方法・期日
申込方法:下記のGoogleフォームから直接入力してお申込みください。
https://forms.gle/WKubjAAgsudUHzL39
申込期日:7月26日(金)12:00まで
6.プログラム
【FD・SD研修会第1回目】
日時:2024年7月29日(月)13:00-14:30(90分:60分間説明、30分質疑応答)
実施概要:
1)挨拶(常任理事:鎌倉)
2)看護実践能力評価基準検討委員会の設置について(常任理事:鎌倉)
3)FD・SD研修会の経緯(看護実践能力評価基準検討委員会委員長:荒木)
4)コンピテンシー基盤型カリキュラムの考え方(看護実践能力評価基準検討委員会副委員長:西村)
①なぜコンピテンシー基盤型教育なのか、コンピテンシー基盤型教育へのパラダイムシフト
②コンピテンシー基盤型教育とは(コンテンツ基盤型教育との相違、アウトカムベースのアプローチ)
③教学マネジメント(大学教育の質保証)
④看護実践能力評価基準がもたらす看護学教育の質保証(評価基準と評価について)
5)質疑応答
【FD・SD研修会第2回目】
日時:2024年8月1日(木)13:00-14:30(90分:60分間説明、30分質疑応答)
参加条件:第2回目申込者の方には、第1回目終了後、オンデマンド動画を配信しますので、ご視聴の上、ご参加ください
実施概要:
1)挨拶(常任理事:鎌倉)
2)カリキュラム作成への期待(看護実践能力評価基準検討委員会委員長:荒木)
3)コンピテンシー基盤型カリキュラムの作り方(看護実践能力評価基準検討委員会副委員長:西村)
①コンピテンシー基盤型カリキュラム作成時のコンピテンシーやアウトカムの活用
②コンピテンシー基盤型カリキュラムにおける科目・単元へのコンピテンシー・ドメイン・
レイヤー・学修目標・学修評価・評価時期・評価基準(到達度)・ブループリント・教育内容の活用
4)質疑応答
*内容は一部変更の可能性があります。
*研修会終了後、説明会部分はJANPUホームページにてオンデマンド配信いたします。
質疑応答部分は、Q&Aとして後日資料配信予定です。
■問い合わせ問い合わせ先
JANPU 看護実践能力評価基準検討委員会(JANPU事務局内)
電話:03-6206-9451(連絡対応時間 9:30-16:30)
E-mail:office@janpu.or.jp
一般社団法人日本看護系大学協議会
看護実践能力評価基準検討委員会委員長 荒木 暁子